「人には活躍心というものがある。
その場所、そこにおいて
活躍したい、なにかしたい、そういう衝動である。
活躍心が強いものは、何を諭されても、何を言われても
自らが活躍したいという衝動を抑えることができない。
それを邪魔する、逆らうものは淘汰しようとする。
活躍心にとらわれるものは、力を見せつけようとし
強く活躍しようとし
それに反するものを力づくでも排除しようとする。したくなるのだ。
活躍心は力をもとめようとし、強く他人にあたろうとする。
それにより人の心情はマイナスにふれていく。
ゆくゆくはそこで成長できなくなっていく。
活躍心とはそういうマイナス面も含む、ということである。
活躍したい、成果をだしたい、それはゆくゆくは他人に心情をマイナスにしていく側面もある。」
以前おろした言葉です。
活躍したい、自分が動きたい、自分があれこれ采配したい、自分がやりたい、やらせてほしい、そういう気持ちはみな持っているものです。そういう衝動が強い人は何を諭されてもなにを言われても、自分が活躍したいんだという気持ちは抑えることはできません。
これがあると活躍できない、自分があれこれできないとなるとその職場ではフラストレーションがたまりますし、他人が活躍しているのに自分がやらせてもらえないとなるとイライラします。
同じ職位や同じ土俵にいる人で、自分とおなじくらい活躍したいという衝動がある人があれば当然ぶつかりますし、相手のほうが立ち位置がつよければ煙たがられます。自分のほうが立ち位置がつよければ力づくで排除しようとします。また、その衝動はよりもっともっとと力をもとめ、強く他人にあたってしまうこともあるでしょう。身勝手な!と他者とぶつかることもあるかもしれませんし、自分が活躍できないことで、上司に文句をぶつけたり、他人とうまく和合できないこともあるでしょう。
そうなると最初は「よくがんばってくれる人だな」とおもわれていたとしても、やがて年をとり、他者の活躍を支えたり、譲ったりできないとなると、どんどん他人の心情はマイナスにふれていきます。若いうちはいいんです。他人が多めにみてくれて、ゆずってくれたり、若いなあ、でほほえましくみてくれますから。
ゆくゆくはその場では成長できなくなっていきます。だんだん自分が活躍する、というよりも他人の活躍を邪魔せずに、サポートする、というやりようも覚えていかなければ、やがては成長もとまります。
活躍したい、成果をだそうだそうとすればするほど、伸び悩んでいくこともあります。
どうもうまくいかない、人間関係が良くならないという場合、ちょっとがんばって活躍しようとしてないか、変にからまわりしていないか、そういうことも立ち止まって考えてみてもいいと思います。