たましいは せい と じん で構成されます。
これはブログなどでも再三お伝えしていることです。
せい というのは水のようなもの、 じんはその中に含まれる因子です。
じん は運命をつくるための因子になります。
運命をつくるために、いってみたら投資、パチンコでいう玉です。
ですがこのじん は、単体で動くことはできません。かならず せい に含まれて移動します。
パチンコの玉を飛ばそうにも、じん があっても せい がなければ移動しません。
そして、そのじんを飛ばして、うまいこと目的の場所に飛ばせるか、それで勝ちを拾えるかはそれこそ
何度か打たないといけないでしょう。
たましいの総量が多く、たくさんのじん や せい があれば
沢山玉うてますし、そのうちどこかでなにかヒットがとばせるかもしれません。
ですが、魂がそもそもなければ
どうやったって玉すら打てない。
つまり運命をつくることはできません。
そしてこのじん も せい も快楽によってよく消耗します。
妄想したり、想像したり、なにか人の愚痴をいったりそういった日々の快楽に消費したり
あれこれこうじゃないか、ああじゃないかと迷走すること、なやむことでも消費されます。
そして、悩み、愚痴を毎日毎日言っていて、そこでうさを晴らして快楽を得ていくと、どうなるか、というと魂はなくなってしまうわけです。
いくら玉を飛ばしたくても、とばせないわけです。
愚痴ばかり、口ばかり、うちの旦那(女房)はなにもできないくせに!とイライラするお悩みがよく寄せられますが、愚痴ばかりいっているからできないのです。できなくなってしまっているのです。
沢山玉がうてれば、どこかで当たるでしょうが、今度はたくさん玉があっても、無駄に玉をうっていて、
まったくもって無駄うちしている、というのが問題になってきます。
あれもしたい、これもしたい、あ、あれもいいかも、
これをしたい、これが幸福、といろんなものにふりまわされ、
そこに玉を消費し、消耗し、
いざ、というときに、なにかあったとき
すくない持ち球で勝負しないといけないわけですから、
当然ヒットなんてでなくなります。
成功、と世の中で言われることを為せるのはいってみたら
・数打てるだけの玉があって、何をやっても苦にならない
・これだけに全力で玉をうち、打ち続けて何年もやりつづけて当たる
かどれかが大きいのです。
あれこれいろんなものに手を出しても、なにをやっても、それほど苦にならず、つぎはこれをやってみよ、失敗したら次だ、と楽にできて、その意欲がつづく。そしてそれがしんどくもない、魂たっぷり型か
これしかないのだ、と他のものに目もくれず投球する。それのどちらかです。
あれも成功したらいいな、これもうまくできたらいいな、誰かが自分を見染めてひきあげてくれるかも・・・と妄想や快楽で玉を消費したり、宝くじ当てたいそれが運だ!としているのであれば、それはどちらかというと「魂の浪費」です。
その妄想や、その妄想による快楽、失望、妄執で、気持ちいい、と没頭しているのであれば、そこに気づいて、それをはずしていくことで、無駄うちがへってきます。無駄うちがへるということは、よけいなことに運命をつくらなくなるのですから、散財も減ります。
そして、せい というのは水のようなもの、溶媒です。
これがないと因子移動しません。
自分のなかに煩悩や妄執がそこにあったとして
それを自分の内から外に移動したい、というときに
たましいが必要になります。自分のたましいが必要になるのです。
自分の中の悪魔や妖怪、煩悩、妄執を「出す」ためには
「移動するためにも」魂が必要です。
だから祓い、というのは疲れ、実際施術を受けた方はわかるかもしれませんがぐったりします。
それはご自身から「出す」のに必要だからです。
ねむくなることや、だるくなることがあると伝えているのはそこからです。
たましいが枯渇して、もうすでに人のたましいがない人。これも一定数いらっしゃいます。
もう、「ひと」のたましいがなく、魂の中は人以外のもので占められているばあい、
あるいは極端に少ない、枯渇している場合、
せい がないのですからどうなるかというと
内から自分の中の悪魔や妖怪を出すことすらできません。
お祓いしても効果がないよ、という場合、魂が「ない」のですから、まずその支払った対価は魂の回復にあてられます。そこからなのです。
回復の方法は以前書いたので割愛します。
ないのだから、移動できないのです(まあそれ以外にも、はずしたくない、てばなしたくないとどこか粘っていればはずれませんけれども)。
また、「ひと」のたましいがなければ、式の使役もできません。
使役に渡す玉がないからです。
いまのたましいの状況で慣れていると、魂はそれを維持しようとします。
体重と同じです。
増やす、にも減らすにも徐々に減ったり増えたりするのです。
いきなり増えるとどうなるかといいますと
気が大きくなったり、テンションおかしくなったり、なんだか万能感がでて、
いきなり快楽でつかってしまいます。
なので、全体運=魂の拡張というのはその都度緩やかに何度か行っていくのです。
また、せい というのは多かれ少なかれ、生きているものは持っています。
なので、食べ物とかから摂取できるのです。
むろん、冷凍しているとか、時間がたっているものはぬけてます。
とれたてのお野菜とか、果物、おさかな、そういうものにはたくさんつまっています
生々しいものにはせい があります。
せい のたくさんつまったものを食べていると、あるひカップ麺ばかりですごすと
なんだかだるい、しんどい、と気づくと思います。
ですが、そのカップ麺を食べ続け、せいのない状態になれると、人はそこに慣れてしまいますから、
すくないせい で生きていくことはできるのです。
ただそうなると自分のもとのたましいをけずっていきますから、当然、外からの流入はなく、自分の身をけずっていくことになります。
せい の大きな食べ物は生々しい、つやっとしたとれたてのものです。
生気のある、みずみずしいものをぜひ摂取してください。
クライアント様にはおすすめしていますが、輸入ものでも、皮の厚いオレンジとか、殻のあるなまたまごとか、せいがたくさんのこっていておすすめです。
お酒なら火をいれていないやつを、米ならこまめに精米を。
残留農薬とかは、きちんと皮むいていればきになりません。
冷凍したとか、しぼって時間のたったものやパックのスムージーは生気がありません。
無理のない程度に生活にとりいれて、せい の回復をなさるのもよいでしょう。せっかく肉体もっていますから、口からも取り込みましょう。