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いまつらい恋をしている方は、それなりのものを抱えていらっしゃいます。
歳の差、不倫、満たされない恋愛。恋愛というのはとても学びが多いものです。前回の記事で人の縁は写し鏡だと書きました。
本来、魂の重さ(魂の品)が同じもので、同じような因縁を持つ男女はそれほど難なくよりそい、さらに学びが多ければ家族になります。そこからも夫婦は解消していかなければならない、学ばなければならないことがたくさんたくさんありますが、その前段階においてまず苦しむというのは、やはり苦しむ業があるということです。
多いのは「身を粉にしなければならない」「相手に貢がなければならない」因縁をお持ちの方。これをもっているととにかく相手に心もともすると体もささげてぼろぼろに魂壊すまで壊れます。逆に申しますと、壊れるまでその妄執は止まりません。「もうやめなよ。つらいだけだよ」と周囲に言われても「でもあの人じゃないといやなの、わかっているんだけど…」という状態。周りが何を言おうととめられないその状態が妄執といわずなんといいましょう。いくら周りがなにをいおうと本人は止まれません。妄執の悪魔付き、その原因となる因縁あるのですから本人がぼろぼろに壊れてしまうか、本人がその状態が因縁によるものと気が付いて、悟って、解消するまで何があっても止まりません。
そのまま「それが私だから、彼(彼女)といたい、なんでも受け入れる」というのならばそれも一つの因縁の解消方法です。やりきるということも一つ手ではあります。その妄執を手放せないならそれはそれで昇華なさればいいと思います。周りがなにをいっても止まらないのですから、つきすすむしかないのです。そういうご友人がまわりにいる方は「それが本人の因縁かー」とおもって見守って差し上げてください。
いやだな、そういうつらいのなら解消したいなあと思ったら、まずその執着、そしてその因縁切れるようどんどん徳を積んでいくことです。彼に貢ぐ分のお心をボランティアや募金にささげて、人のために何かをし、執着清めてほしいと神社に願い出て、深く願うことです。自分で無理な場合はご相談いただければと思いますが、まず自分自身でもきちんと認めて手放す意識をお持ちになることです。