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神様が禁止されている行為は様々あります。
その一つが対抗心です。対抗心というものは一見切磋琢磨してよいようにみえますが、あってよいものは向上心であり、対抗心ではありません。だれかと自分をくらべて、あちらよりよくなろう、上にいこう、あの人より自分のほうができるはずだとおもうお心。それが対抗心です。
相手と競うと、相手のあらをさがしたり、自分のいたらなさをかんじて相手を憎んだり、周囲の評価を気にしたりしてしまいます。自分がやりたいことをやっているはずなのに、いつのまにか誰かをきにし、だれかに比べられるを否やとして、どんどん負に入っていきます。
向上心はまた違います。だれかと比べるでなく、己の中で理想とする何かをもとめていく、つくりあげていく、そしてそれを提供できるようになっていく。これは徳を積むことになります。自分自信で向上していき、よいものをつくり、自分の提供できる対価をあげていくということです。
対抗心が膨らんでくると、自分という我が肥大していきます。自分がああだから、こうだから、他はこうだ、とジャッジがはいります。また、ジャッジをされるようになります。常に自分を追いつめていくことになります。
向上心をしかりともち、対抗心、これは小さいころから親や周囲につけられるものでもあります。
どうぞ、自分の中にあると認めたら、祓い清めてください。重い荷物はもたないにかぎります。