よく、就職できない、あるいはなにか仕事をしている、営業をしているけれどもどうもうまくいかない、自分というものをプロデュースできない、という内容のご相談がくることがあります。
以前「プロデュースとはなにか」についてお話をおろしたことがありました。
曰く、
「プロデュースとは
自分のもっている、知っている情報を
相手にわかるようにする、伝え
自らが最高の情報のもちぬしであるようふるまうことである」
わかりやすいようにアイドルのプロデュースなどを例にしましょう。当然あなたはいろんな情報をあつめ、どうすれば売れるかをいろんな前例をしらべ、そのためのスタッフをそろえたとしましょう。そこでただ自分の中でそれを構築していればいいというものではありません。その内容を、スタッフや演者に「わかるように」つたえ、その情報を自らが最高のもちぬしであるようにふるまわなければなりません。自分が一番の情報を握っていて、持ち主であって、それを「他者が自分に対してこの人なら情報を持っている。この人にきこう、この人についていこう」とおもわせることがプロデュースです。
面接や仕事でもそうです。他人から聞いた話でもなく、おどおどと自信なく自分の情報を相手に伝えるのでもなく、胡乱に、雑に伝えるのでもなく、自分が最高の情報の持ち主であると相手に思わせるのです。
あなたが自営や副業を始めるにあたって、自分がこれの先駆者であり、この情報をもっている。秘めている。そうおもわせることで、人は「あなたをこの件においては唯一の提供者」としてみます。
それが事実かどうかはさほど問題ではなく、唯一の提供者、あなたでなければいけないと思わせる、それがプロデュースです。