愛、というのは求めて与えられるものではありません。
ただ与えるだけのものです。
産めよ増やせよ地上にみちよ。聖書の一文にあります。これは此の世で子供をたくさん作れ、子孫を残せ、という意味ではありません。
愛の反対は尽くすことです。
愛はもらえるものではありません。
ここから導き出される答えは一つです。
自らが作り出したものをだれかに与える。自分をすり減らさず、尽くさず、自らがつくった、生み出したものをだれかに与える。これが愛です。
みずからを切り売りして、尽くして尽くして与えるものは愛ではありません。
愛がほしいというのは執着がほしいと同じです。
自らが作り出し、生み出すことができるもの。みずからが膿み出すことができて、自らをすり減らすことがなく
人に与えられるもの。それが愛です。
以前伊勢神宮にいったとき、「自分は●●から、すべての人にあまねく愛を与えよと命を受けた」と言っていました。
太陽は自らエネルギーを出せるもの、そしてそれを他に与えられるものです。
あなたは自ら作り出していますか。作り出したものを与えていますか。
自らを尽くして誰かや会社に与えていませんか。
愛の反対は尽くすことです。