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因縁って難しくってわからない、とよく言われます。最初はわたくしも本当にむずかしいものだとおもっていました。ですが、根っこのところはシンプルです。
人がよくなっていく、栄えていく、というのは他人あってのことです。だれか他の人を半歩、一歩でもよくしていけば、自分もよくなります。
大変な労力をしていた家事を便利に機械化した。誰かの不便を解消した。誰かがよろこぶお菓子をつくった。そういう会社は栄えていきます。たくさんの人がよくなっていけば、自分がよくなります。誰かをよくした分、自分がよくなっていきます。いま、不幸の最中でも、誰かをよくすることで、かならず徐々によくなっていきます。よくなっていけるよう導きや出会いがあります。
逆に、誰かのものを奪う、壊す、そういうことをすると自分も奪われ、壊されます。下に、下に落ちていきます。不幸にした人間が多ければ多いほど、地に落ちます。そういう商売の仕方をしているのであれば、一時はよいでしょうが、かならず子の代、孫の代、悪くなっていきます。生まれ変わったあとに苦労するかもしれません。あるいは、トラブルも当然多くなります。そのトラブルを切り捨て、学ばなければどこから大きくしっぺ返しがあります。
自分の内側を祓う、というのは一つ、大事な地がためです。
内側にたくさんのもの抱えては発展もできません。まず、そのあたり、いままでのマイナスをプラスにかえていく。そして平行して、周りをよくすることで自分もよくなっていく、引き揚げていっていただく、ということです。
親家族、自分の前世によって今不幸、という場合、まずそこの清算から始めましょう。周りをよくする、つまり徳をつむことで自分をひきあげてもらいましょう。マイナスも連鎖できますが、プラスも連鎖されるのです。誰かをよくする。その人からエネルギー上でも恩をかえしていただいたら、それは自分の徳になり、自分が栄える。そこから募金でもなんでもしてまた誰かをよくする、恩返される…プラスも連鎖されます。
自分がよくなっていけば、周りもそれに追従します。「なんか最近変わった?」といわれることも増えるでしょう。