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因縁をつかさどる、因縁に詳しい神様というのは、天界でもかなり上位の神様です。因縁つかさどる神様のみしか、因縁を出したり操作したりできません。
いわゆる人を守護する守護神様ではその人の因縁自体はわかっていても、それをどうすれば解消できるか、そのためにどの順番でその因縁だしていくか、というのは操作できません。神様にもお役目があるからです。罪、因縁つよいものは、天照様のご加護は受けれません。因縁つよきものはスサノオ様の領域です。つまり、神様には階層があります。人の罪穢れ、その深さに応じて祓い清めてくださる神様は違います。人里に近い神様は、表面上、あまり深くない、大きくないものを清めてくださいます。悪意、煩悩、それらを清めてくださり、人々を助けてくださいます。
それら表面、浅いところの悪意、因縁、煩悩清めて、ある程度清くなってはじめて、もっと奥にある大きな悪魔や悪意が祓えるのです。これしてくださるのが三峯にいらっしゃる大神様であるとか、岩木山の大神様、玉置の大神様たちです。
この神様たちは、清まっていない状態でいっても、その奥なるもの、深く人に入り込んだ悪魔や大きなものは祓い清められません。なぜ、これらの神様のまわりに末社が多いのかというと、その周りできちんと祓って、そこから来てね、ということです。岩木の奥宮も、道中たくさんの末社ございます。のぼっていき、その間様々な神様に清めていただいて、奥宮にて奥深いものを祓っていただけるのです。
人についておる大きな悪魔悪意を祓うときは、回りの悪意などある程度きよめていただき、これらの大神様のお力をおかりします。
簡単に祓うようで、簡単ではありません。
昔からこれらの神様は呼ばれなくればいけない、それほどの神様でした。それほど大きなものを背負い、それでいて信心し、祓いたいと望む方が呼ばれる御山です。今は簡単にいけますが、それでも訪れると壮大なエネルギーを感じます。
これらの神社に伺う時は、ある程度ご自身のご近所の神社でよろしいのでしっかり清めて、祓い清めてからいかれるとよろしいかと思います。