いつもごらんいただきましてありがとうございます。
神様からみて夫婦ってどういうものですか、離婚したら神様からするとどうなるんですか、というご質問がありました。
なるほどと思いきいてみると、独身のときの恋愛と違い、夫婦、というのはいわゆる因縁の相手でもあります。強烈に結びつくものであり、魂の重さが等しく、同じような因縁、悪意、煩悩ある相手と結婚します。よく、最初はいいけれどもあとから顔を見るのもいやなほど嫌ってしまうというのはまさにその通りで、相手と同じ悪意持っているのですから、しょっちゅう顔を合わせると自分の中の悪意が刺激されてイライラするでしょう。そこから、なんであれほど好きあったとに、ダメになってしまうのか、自分に何の原因があるのか、相手に原因をもとめず自分を顧みることも大事です。
そして夫婦になったからにはもうそれは契約でもあります。婿養子であれば奥様の、そうでなければ旦那さんの家系の因縁にしばられます。旦那さんの家系がなりやすい病気に、なぜか奥様もなるというのはまさに家系の因縁引き受けることになるからです。その家系のご先祖様、家の守護する方からのサポートをうける形になります。
夫は陽であり、妻は陰であり、陰陽あいまってお互いを補完します。そして、夫婦になったからには他の異性と交渉することは姦淫の罪が加算されます。他の人とベッドインしてしまうということは、それはそれで因縁つむことになります。浮気する、ということは浮気されます。いまの世でおこらなくても、生まれ変わって何もしらないまま、配偶者やパートナーの浮気に苦しむでしょう。どうしても他に好きな人ができたというなら、本来なら両方と結婚するくらいのお気持ちならいいそうです。愛も、財も時間も双方等しく与え、両方ともに同じくパートナーとして勤める。そして双方が了解するというならばこれはよいそうです。
いわゆる一夫多妻制というならば、すべての妻を等しく扱うということですね。
さて離婚なさると、その先祖のサポートが外れます。一度神様の前で婚姻の契約をした場合、元の家系に戻ること、離婚したことを神様に報告なさらないと、両方の先祖からのサポートを受けることができません。
もし、どうしようもないことで離婚された場合、氏神さまに離婚した旨と、もとの家に戻りたい旨しっかりつたえ、元の家の先祖さまからのサポートを受けれるようになさらないと、なかなか思った通りに動けなくなります。
離婚してしまうのも仕方のないことですが、その時にはいままでいた土地の神様にはなれることをお伝えし、地元の神様に離婚して前の籍にもどること、ご先祖様とむすびつけていただくよう詣でてください。
神様ならなんでもわかるんじゃないの、と思われるかもしれませんが、結婚するとき牧師様、あるいは神様の前で神主さんと結婚の儀式を行うでしょう?あれと同じです。別れたら、わかれたというきちんと報告なさって、先祖つなぎをなさってください。
先祖からのサポートというのも大事なのです。先祖供養もきちんとなさってくださいね。