いつもごらんいただきましてありがとうございます。
子を利用する親、というものがあります。それはちょっとしたことから大きなものまでありますが、お互いがお互いの了承もって合意があるならとにかくも、子の合意なしに親だから、といって子供を利用する親というものがあります。
その利用された子、というのはそれ相応の因縁あってのことですが、その子にもやはり「子を利用するもの」という因縁は受け継がれます。親の悪意煩悩というものはほぼほぼ100%子に受け継がれます。
親のようにはならない、親のようには、と思って行動なさっても、その行動の根底に親の姿があり、親とおなじようなことをする人に対してこの人苦手だな、と思ったり、反発します。
それは親のようにはならないぞ、とおもうことすら呪縛です。親が子にあたえるものというのは良いものもあり、悪いものもあり。とても影響が大きいのです。
むろん、よい影響があればそれを子が受け継ぎます。仲の良い夫婦の姿をみれば、子は夫婦とはこういうものだと思いますし、人にありがとう、といったり、人に親切にすること、人の嫌がることをさりげなくなさる行動は、子にかならず受け継がれます。その子が大きくなったときそれはそっとでてくるでしょう。
いまお片付けしない、勉強しないと目の前のことをみるのでなく、子供になにを受け継がせてきたかを省みてください。子は、子の育つように育ちます。親がないものを子が持つ、というのはよっぽどお役目もったお子様でしょう。
お話をもどします。
もし自分が親に利用された、親の何かを満たすために振り回された、という場合、おおむねこの「子を利用するもの」という因縁しょってますから
きちんと徳つんで、己のうちにあれば自覚して祓うように神社やらで願ってください。お近くにあるのであればコノハナサクヤヒメさまが祀ってある神社がよろしいでしょう。
無自覚に、子を利用しないよう、その親にされて嫌なことを子にのこさないよう。両親ともにいけたらベストです。