スピリチュアル世界では、よく「求めれば手に入らず、手離したときに手に入る」と言いますね。これにはきちんと理由があります。一つは「求める心」があれば、心の衝動により自分の魂（運）を使い果たし求めたところで運命が作られないということ。
気になる男子と付き合いたい、欲しい。気になる同僚と結婚したい。不倫されている方でしたら、今の奥さんから奪って自分のパートナーにしたいと思う心があれば、求める心（悪魔）により魂を使ってしまうということです。
そして、もう一つは求める心は盟約を生み出します。その盟約は求める心とは正反対の盟約になることが多いです。どういうことかと申しますと、お金が沢山ほしいと求める心があれば、お金を失うという盟約が付きます。お金がほしいと欲しているのに、行動はお金を失うことばかりします。例えば、お金がほしいと仕事をたくさんしてお金を得ます。本来であれば、お金を増やさなければならないので投資したり、事業資金として貯金したり、宝くじを購入したりとお金の入り口を広げようとするはずなのですが、盟約はお金を失う盟約がありますので、例えばエステや旅行、ちょっと豪華な食事などで散在してお金を失うことをします。
これは、実際の相談でもあった話ですが、人付き合いが上手くいかないという方がいました。この方は一人になりたいという盟約がありました。当然、周囲の人間がその方と仲良くしようと集まってくれば来るほど、その方は求める心とは逆の盟約が発動します。一人になりという強い衝動が走り、周囲の人間を遠ざけてしまったのです。
盟約とは、強い衝動そのものです。そして、盟約は悪魔との契約を果たさせよう駆り立てて「イライラ」させる元になります。盟約は魂にとって重い枷であり、どんな犠牲を払っても達成しなければならい悪魔との契約です。そして、盟約は求めたり神仏に願うことで魂が契約します。
なんとなくわかりますでしょうか。
救世主を求めれば地獄が生まれます。
勇者を求めれば魔王が現れます。
平和を求めれば戦乱が生まれます。
幸福を願えば、不幸が訪れます。
強く求めれば求めるほど、真逆の盟約がたくさん付いてしまうのです。
だから求めなくなれば、本来得られるはずの恵みであれば得られるということです。運の良い人と悪い人の違いは、求めている人と求めていない人です。運が良い人は、そもそも求めていないのです。求めていない分、魂を運命を作ることに使えます。
意識したり、執着したり、考えているうちは求めるものが手に入らないということです。求める心は、当社でも外すことができますので、その際はご相談ください。