2022年、もう年の瀬ですね。今年もクライアント様には一年お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いします。さて、年末になったので、すこし年末年始のお話をします。以前過去の記事で、神社やお寺では「正月三が日は神気が一番高まる」というお話をしました。
この理由は明確で、正月三が日を中心とし人々の信仰が日本全国の神社仏閣に集まるからです。正月になれば、多くの人々は初詣に行こうと思考します。また、そう頭に思いつくこと自体根付いている思考の元があり、信仰心があります。その思いにもにた信仰が、一気に神社仏閣に集まります。人々の思いがより集まり少しずつ魂を神仏に捧げ魂が集められることで、神社やお寺内の魂の密度が高くなるわけです。
さて、結界という言葉は皆さんも聞いたことがあるかと思います。様々な作品や書物にもでてきます。ただ、皆さんや専門家でも勘違いされている方が多いのですが、結界は外から侵入する者共を防ぐことではありません。内側にあるものを外に漏れ出ないようにするのが本来の結界の効果となります。当然、これは霊や神仏などにも当てはまります。結界を貼ったお家では、逆に霊が外に出られなくなり霊障が起きるようになるでしょう。岩手県の座敷童が良い例でしょう。
あれは、家の中に妖怪を閉じ込めるために結界を貼っています。神道(神社)では、鳥居や紙垂で結界を貼っています。境内の中(神域)に集まった魂を外に出さないために、結界を貼っています。そうすることにより、魂の密度を高めているのです。初詣の時は、神社に行くといつもと違って清々しさを感じるかと思います。それは、魂が沢山集まっており神仏も最大限に奇跡を起こすことが出来るからです。
魂は、木々にも宿ることができます。ツクモの原理です。稀に、ご神木からパワーを頂こうとして撫でている方や拝んでいる方がいますが、逆にご神木に魂が吸われています。境内の木々が生い茂っているのは、そのためです。
では、ご参考までに。