「一番多い」憑依とは

投稿者: | 2024年4月23日

「いわゆる憑依とはいくつか理由があるが、相手と見境がなくなることでつくられるものが多い」
のだそうです。
以前ブログに書きましたが、霊というのは別にそんなに恐ろしいものでも、強いものでもないのです。
いくらラップ現象をおこすような強い霊だろうと、気にしないでほっといたり、むしろもっとがんばれーくらいに放置していると
力を使い果たしてなにもできなくなります。恐怖とか、恐れとか、「そこに憑依があるのだ、こわい、とりたい」と
気にしてしまうほうがずっと影響が強くなります。
気にしない人の家のほうが、霊はおとなしくなります。なんなら出ていきます。家でぱしぱし音がなるなーまあいいか。となにもきにせず生きていると、いつのまにかなくなっている。そんなものです。


話はもどりますが、見境がなくなることで憑依が作られるというのはなにかといいますと、
例えば「しんどい」「つらい」「さみしい」「相手にしてもらいたい」「このままだとどうなるんだろう」という
同じような心や衝動があれば、相手と共鳴します。
同じ思いをもつ人間って、仲良くなるでしょう。あいての気持ちと自分の気持ちが融合し、
それによって相手と自分がつながり、相手と自分との間に見境がなくなります。
境がなくなるということは、それがおなじ人間であろうと、霊であろうと
そこに「境」がなくなります。
境がなくなるということは、自分と相手がなにかしらでくっつくということです。
ですがずっと同じ気持ちでないでしょう。さみしいとそのとき強くおもっても、いまはそれがおさまっていて、別の気持ちとなったときにその融和ははずれやすくなります。

霊対策で窓あけましょう、掃除をしましょうとかよく本にかいてありますが、
窓を開けるというのはいってみたら「気持ちをきりかえること、あるいはすっきりしよう」という気持ちの切り替えによって
融和がはずれやすくなるメソッドでもありますし
掃除やなにかに熱中することで、気持ちが真っ白になれば、相手と見境がなくなるようなことが外れやすくなります。
だから何も思考しない、窓を開ける、掃除をしたり、夢中になれることをする、というのは
憑依に有効というのはそこです。
いくらはずしても、なにをしても、
おなじ心や衝動があるとその辺をふよふよしているものと見境がなくなります。
霊は怖くもありません。ただ、同じ思いをしていると融和しやすいですし
だいたい霊になってこの世にしがみつく人間のおもいなんて、いわゆるネガティブなものが多いです。
寂しいとか、悔しいとか、この先どうしようとか、
うらやましいとかそういう感じのものですね。
だからそういう心があると融和しやすくなる、ということですから、
その心がなくならない限り、完全に憑依がなくなるということはありません。またつきます。

なのでうつうつとしてしまったときや、しんどい辛い、助けて、どうしてというぐるぐるしたあとは
意識的に意識を無にすること、
切り替えること、
掃除やなにやら無心になること
こういうことをすることで、「見境」はつくられます。
霊をきにするよりも、衝動や心で見境がなくなっているところで融和しているだけのことと理解して
まあそれほど強くてこわいものでもないというのも理解して
切り替えすることを意識してください。

人がおおいところはそれなりにいろんなものがいますので、すぐリンクしやすくなります。人込みの中にいるときには、音楽でもかけて、そちらに集中して頭真っ白にしてもいいですし、無心で物語をよみすすめてもいいと思います。